数年前から、地上デジタル放送の受信設備がない「チューナーレステレビ」が、少しづつ人気を高めてきています。
「地上波で放送されているテレビは見ない」「NHK受信料を払いたくない」「テレビ本体代が安いなど」理由で買い替える人が増加中。
個人的にもネット動画のみで満足できてしまっているので、そういう人が多くなってきたのかなと思います。
そうはいっても、チューナーレステレビで地上波デジタル放送を見れなくなった時を考えてしまいませんか?
地上波で放送してる番組を見たくなったらどうしよう
チューナーレステレビでも地上波放送を見ることが出来るので、その方法を3つ紹介していきたいと思います。
わたしもチューナーレステレビへ買い替えるときに悩みましたが、後で見ることが出来ると分かれば安心です
チューナーレステレビで地上波デジタル放送を見る3つの方法
チューナーレステレビで、地上波デジタル放送を視聴する3つの方法を紹介していきたいと思います。
方法はネット配信されている「TVer」のアプリで視聴するか、外付けで受信するテレビチューナーを取り付けるか、ブルーレイレコーダーを取り付けるの3つになります。
- 「TVer」アプリで見る
- 外付けチューナーを取り付ける
- ブルーレイレコーダーを取り付ける
詳しい方法を、順番に解説していきたいと思います。
①「TVer(ティーバー)」アプリで見る
TVer(ティーバー) 民放公式テレビ配信サービス
TVer INC.無料posted withアプリーチ
もはや説明不要の有名アプリ「TVer(ティーバー)」では、地上波で放送された番組を視聴することが出来ます。スマホ持ちのテレビっ子のは想像以上に便利なアプリです。
民放テレビ各局が共同で作ったアプリで完全無料です。注意点は高頻度で広告がありスキップが出来ないので、実質テレビのCMのようなものが流れます。
ほかにも、番組放送後1週間で見れなくなり、ダウンロード(or 録画)も出来ないので注意が必要です。使い方はYouTubeのように視聴したい番組を選んで見ることが出来ます。
チューナレステレビで視聴する場合は、搭載されている android TV (Google TV)にあるアプリをダウンロードして視聴します。(スマホアプリのような感覚)
今現在、日本に出回っているほとんどのチューナーレステレビには android TV (Google TV) が搭載されています。
- 完全無料(有料プランなし)
- 視聴作品に制限あり(全ての地上波番組を配信しない)
- 視聴期間に制限あり(1週間程度)
- 広告が入る(実質テレビのCM)
- ダウンロード(録画)は出来ない
TVer以外にも、民放各局が独自で製作したネット配信サービスが他にもあります。各局の番組に加え、過去に放送された作品も視聴出来ます。
基本有料です。(一部のサービスでは無料期間あり)
代わりに広告もなく、各局の過去放送されたドラマやバラエティ番組も配信されています。
- 日本テレビ「hulu」
- フジテレビ「FODプレミアム」
- TBS「paravi」
- テレビ朝日「TELASA」「ABEMA(テレ朝系列)」
- NHK「NHKプラス」
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② 外付けチューナーを取り付ける
地上派デジタルチューナーを搭載した機器を、チューナレステレビへ外付けして、地上波の番組を見る方法です。
HDMIケーブルで、チューナレステレビと外付けチューナーを接続して使用します。
おすすめの「外付けチューナー」をいくつか紹介します。
アイ・オー・データ 地デジチューナーで視聴する
アイ・オー・データから販売されている地デジチューナー。その中で特に評価の高いものとなっています。
テレビチューナーの売れ筋ランキングをアマゾンで見る
「地上デジタル放送」「BSデジタル放送」「110度CSデジタル放送」を視聴可能です。さらに2番組を同時録画が可能です。ちなみに録画をするには、別でUSB接続の出来るHDDを購入する必要があります。
家の中で地上波放送を見るだけであれば、HDDは必要ありません。
- 地デジ・BS・CS リアルタイム視聴が可能
- 外付けHDDで2番組同時録画も可能
- スマホやタブレットで外出先でもテレビの視聴が可能
- スマホなどへ録画番組をダビングしオフライン視聴が可能
無線ルーターに繋げて専用アプリ「REC-ON App」を使えば、外出時にスマホからテレビを視聴することも可能です。
注意点ですが、テレビアンテナ(壁アンテナなど)への接続は必要です。
家に設置してあるアンテナ(壁についているタイプのアンテナが多いと思いますが)へ「外付けチューナー」を接続し使用します。
設置場所は、従来のテレビが置いてある位置付近が接続の関係で良いかと思います。
REC-ON App
I-O DATA DEVICE, INC.無料posted withアプリーチ
REC-ONの公式サイトはこちら
録画用に外付けHDDはアイオーデータから販売されている、アマゾン限定のものがコスパが良くておすすめです。
HDMIケーブルも忘れないように。
「IOデータ 外付けチューナーの注意点」を、口コミから引用したものを参考にどうぞ。
- 録画番組を「追っかけ再生」出来ない
- 字幕を常時ONに出来ない
- 本体の起動に時間がかかる
個人的には、「追っかけ再生」の機能はあってほしいです
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バッファロー「nasne」で地上波放送を視聴する
バッファローから販売されている「nasne」という外付け地デジチューナーを使えば、地上波デジタル放送を視聴出来ます。
2012年誕生して10年以上の歴史を持つ「nasne(ナスネ)」はソニーが販売終了になるニュースがでるとnasneユーザーに衝撃を与え、今後も使用出来るのか?などの問合せが多かったようです。
2019年からバッファローが製品を引き継ぎ、販売を継続しています。それだけ親しまれている「nasne」は、快適な操作性が話題を呼び現在でも根強いファンが多い地デジチューナーとなっています。
- 地デジ・BS・CS リアルタイム視聴が可能
- 内臓HDDへの録画機能搭載
- 内臓されてる録画要領は2TB
- スマホやタブレットで外出先でもテレビの視聴が可能
- 録画データをスマホなどへのダウンロードしオフライン視聴可能
- 録画番組の再生速度が速い
- 録画番組の追っかけ再生可能
「nasne」を使ってテレビ番組の視聴や録画した番組の再生は、チューナーレステレビはもちろん、スマホやタブレットにも対応したアプリ「torne」を使うと可能です。
元々、PlayStation用アプリの「torne」をネット上で使用するつもりで「nasne」は販売されているので、PlayStationユーザーとは相性が良いです。
torne® mobile
PlayStation Mobile Inc.無料posted withアプリーチ
- 複数番組の同時録画は出来ない
- 番組を視聴しながら他の番組を録画出来ない
- 録画したものを視聴するにはアプリ内課金が必要(買い切り)
筆者のわたしも長い期間「nasne」を使っていましたが、長くお世話になりましたが、ユーザーフェイスが非常につかいやすく、操作性や再生の反応も快適でした。
超おすすめで、外付けチューナーを購入するなら「nasne」一択です。
「nasne」を使用するには、ネット回線の契約と家の中にwi-fiルーターが必要です。同一のネットワーク上でテレビ動画を飛ばし、チューナレステレビへ映像を再生させる仕組みです。
注意点ですが、テレビアンテナ(壁アンテナなど)への接続は必要です。
家に設置してあるアンテナ(壁についているタイプのアンテナが多いと思いますが)へ「外付けチューナー」を接続し使用します。
設置場所は、従来のテレビが置いてある位置付近が接続の関係で良いかと思います。
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③ Blu-rayレコーダーを取り付ける
Blu-rayレコーダーにはテレビチューナーが搭載されているものが多く、HDMIでチューナーレステレビにつなげれば、テレビ番組を視聴出来ます。
(外付けのテレビチューナーと同じ)
Blu-rayレコーダーは、ハードディスクに録画した番組をディスク(DVD)にダビングする機能が特徴です。
DVDにダビングして保管しておきたい人にとっては、レコーダーが人気となっています。
パナソニック「DIGA」で地上波放送を視聴する
おすすめはパナソニックから販売されている「DIGA(ディーガ)」。
DIGAではテレビの視聴はもちろん、2番組の録画も可能となっています。ほかにはスマホやタブレット専用アプリ「どこでもディーガ」を使えば、外出先での視聴も当然のように出来ます。
うえでお話ししたように、レンタルしたブルーレイなども再生できますし、録画したテレビ番組をブルーレイへダビングも可能です。
- 地デジ・BS・CS リアルタイム視聴が可能
- ホーム画面のカスタマイズが可能
- 内臓HDDへの録画機能搭載
- ブルーレイディスクへのダビングが可能
- スマホやタブレットで外出先でもテレビの視聴が可能
- 録画データをスマホなどへのダウンロードしオフライン視聴可能
- 録画番組の再生速度が速い
まさに、かゆい所に手が届くアイテムになっています。
どこでもディーガ
Panasonic Holdings Corporation無料posted withアプリーチ
どこでもディーガを使用するには、ウェブサービス(ディモーラ)に無料登録が必要です。
DIGAは上記で紹介した地デジチューナーより、本体価格が高いです(そこまで大きな差ではありません)が、万能アイテムとなっています。
ぶっちゃけ、HDMI接続出来るモニターがあれば、これひとつでいいんじゃないかと思わせてくれます。
注意点ですが、テレビアンテナ(壁アンテナなど)への接続は必要です。
家に設置してあるアンテナ(壁についているタイプのアンテナが多いと思いますが)へ「外付けチューナー」を接続し使用します。
設置場所は、従来のテレビが置いてある位置付近が接続の関係で良いかと思います。
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NHK受信料の支払い義務は?
チューナーレステレビには、地上波放送(NHKを含む)や衛星放送を受信するテレビチューナーが搭載されておらず、NHKの放送を受信できないので、受信料の支払い対象にはなりません。
しかし、外付けの地デジチューナーや、ブルーレイレコーダーには地上波放送(NHKを含む)や衛星放送を受信するテレビチューナーが搭載されているので、NHK受信料の支払い義務が発生します。
チューナレステレビに買い替えてNHK受信料を解約した状態で、地デジチューナーやブルーレイレコーダーを購入した場合は、NHKと契約する必要があるのでご注意下さい。
ちなみに、「TVer」はネット配信番組なので、NHKの受信料支払い義務は発生しません。
まとめ
チューナレステレビで、地上波放送を視聴するのは下記の3つの方法になります。
- 「TVer」アプリで見る
- 外付けチューナーを取り付ける
- ブルーレイレコーダーを取り付ける
チューナレステレビに買い換えたけど、地上波放送を見たくなってもこれで問題解決出来ます。
「TVer」のアプリであれば、無料で話題の作品を視聴することが出来ます。やはり無料で視聴できるのはありがたいです。不満があるとすれば、視聴期間がもう少し長ければいいなと思ったり、CMをとばせたらなと思ったりはします。
その点、外付けで地デジチューナーやブルーレイレコーダーを接続すれば、録画も出来るしある程度の録り溜めも出来ます。録画したものであればCMカットも可能。
その代わり、NHKの受信料の支払いが発生するので注意が必要です。
個人的なおすすめはわたし自身も使用していた、バッファローから販売されている「nasne」で視聴する方法です。
操作画面の使いやすさと反応の速さは快適でした。色々な口コミを見ていても評判が良いのが見て取れます。
自分の生活スタイルにあった方法で、テレビ番組と付き合っていきましょう。
チューナレステレビで問題なく暮らせてますが、やはり面白い番組もありますから気になりますもんね、参考にどうぞ。
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